武蔵野水族館2.0

両棲類とか爬虫類などとの生活雑記です。

武蔵野ワイナリー(違

当館の理事長(カミさん)が他所でしてきた会話を以下に抜粋します。

友達「うちの旦那ね、ちょっとズレててワインセラーにビール入れていたりするの😅」
理事長「いいじゃない、うちのワインセラーなんかもっと違うものが入っている…」
友達「え、何それ」
理事長「生き物😂」
友達「😱」

ということで帰宅後詰られた館長ですが、ワインセラーというのは両棲類、特に有尾目愛好家には非常に便利な道具でして、夏の高温に弱い面々を守ってくれる頼もしい味方となります。当館ではだいたい15℃前後で定温管理をしています。

しかしその上に乗っている機械はなによ?という疑問に対しては、40年前のパソコンマイコンといった方がいいかも)だったりしてと答えておきましょう。変な骨董品が好きな館長の趣味が全開でして、左に見えるのはLPレコードプレーヤー、右に見えるのはLPレコードのコレクションです。…アナログ盤は音が柔らかい(ような気がする)ですよ〜♪

ではワインセラーを開いてみましょう。現在1階につき1種飼育しております。空いているスペースには時々ワインを入れていたりします。

 

1階にお住まいなのは北米原産のレッドサラマンダーです。この種は低温に強いというよりも、低温が適温というかなり変わった種でして、原産地のアパラチア山脈では雪の上を歩いていたりするそうです。性格は臆病で、地味。前にも書いたとおり、人の目の前で餌をとることはまずしません。 …が、前飼っていた個体は餌ねだりするほどフランクな正確でした。亜種や個体によって性格が違うのでしょうか?

 

2階にいるのはトウホクサンショウウオのペア。種名からして寒いところ向けのような気がするので冷やして管理してみたところ、調子は良いです。館長には雌雄の区別がついていないのですが、大きいほうが大人しめなので♀なのかな?と思っています。こちらは見かけによらずワイルドで、コオロギを与えるとワニのようにデスローリングをかけながら食べております。

 

最上階にお住まいなのは有尾目ファンにはおなじみのファイアサラマンダー。当館にはもう7、8年ほどいる古参です。5年ほど前に皮膚が荒れるという病気?になりましたが、薬浴させたら何とか回復しました。性格は気まぐれで目の前の餌を食べたり食べなかったり。

 

ワインセラーでの管理上、ちょっと気をつけたいのが、比較的乾燥が早いという点です。気を抜いているとミズゴケの表面がカサカサになったり池が干上がったりしますので、週に1、2回は餌やりのついでに安否確認・水足しをすることにしています。

で、このワインセラーいくらしたの?という問いには「およそ1万円」と答えておきましょう。ヤフオクでノーブランドのものを注文したらスペースがしっかり取れる「当たり」を引けたので良かったです。出品者の方には「お陰で中のイモリたちも大喜びです」とお礼の返事をしておきましたが、一体何のことかと思われたでしょうね…😄