どの飼育本を読んでいても「ハンドリングを喜ぶ生体はいない」とのことなので、基本はならべく触れないようにしていますが、メンテ(主に糞掃除)の際は時々触ることもあります。そうすると、種?の意外な個性を感じることも。
具体的には手に乗せられて動き回る「モゾモゾ派」となすがままの「クター派」があるかと。たとえばヒョウモントカゲモドキの「姫」なんて、典型的な「モゾモゾ派」です。
CBなんですがよく動きます。放っておいたら落ちるでしょそれじゃ!というくらいに落ち着きません。ちなみに尻尾の先が直角に曲がっており、それが「訳あり」になって格安で購入できたのですが当館ではこれも「個性」扱いで全く気にしておりません。
そして、同じトカゲモドキなのに「クター派」なニシアフリカトカゲモドキ「茶坊主」。なんとなく「姫」との対比でつけた名前ですが失礼ですかね?
こちらは手に乗せても暴れません。ほどよく動きますが。鱗が細かいせいか、触感もなんだかぬいぐるみぽいです。いちおうWC…というか食に関しては生き餌専門で食べっぷりもワイルドですが。(CBの「姫」は固形餌専門)
陸生イモリにも同様なグループ分けが出来ます。両生類なのでハンドリングはしませんが、たまにメンテナンス時にちょっと触ったときの反応が…「クター派」のマダライモリ。とにかく、鈍い!餌はワラジムシですが、よく捕食できているなぁと感心できるほど動作はゆっくりです。
そしてこちらは「モゾモゾ派」のツエイモリ。元気です。よく動き回ります。こちらの餌はSサイズのコオロギですが、自分から追っかけて行って食べています。
そういえば今年もあと1ヶ月。年賀状とか考えなければなりませんが面倒なので、現実逃避でメンテナンスばかりしております。来年は辰年なので、トカゲの写真でも大写ししてやるかな …とか言っていたら、理事長(カミさん)から「そんなヘンなものより今後進学とかでなかなか一緒にいられなくなるから家族写真を撮って」と言われました。ご尤もですね。